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ゴミ屋敷になる人は病気?病院での治療法はあるのか。
皆さんは、ゴミ屋敷の住人というとどういった感じの人を想像しますか?
よくTVなどで紹介されるゴミ屋敷の住人を見て「この人、なんか言っていることがおかしい・・・」と思った方も多いでしょう。
実は、ゴミ屋敷に住む方の多くは「心の病気」なのです。
今回はゴミ屋敷に住む方の心の病、そしてその治療についてご紹介します。
ご家族やご友人でゴミ屋敷に住んでいる方がいて心配しているという方は是非参考にして下さい。
■ゴミ屋敷になる人の精神疾患
ゴミ屋敷にたどり着くという結果は皆同じなのですが、それまでの過程は全く違います。
ある人は失恋、またある人はパートナーの死、子供の自立など・・・。
スポーツが趣味だった方が怪我をきっかけに無気力になって、ゴミ屋敷とともに孤独死をしたという話もあります。
心の病を抱える人は、心の隙間を埋めるようにゴミを収集します。
それがたとえ腐敗した生ゴミや使えなくなった粗大ゴミであっても、とにかく自分の周りがものでギュウギュウになっていないと落ち着かないというような心情になってしまうのです。
また、片付けたいけど片付けられないという場合もあります。
これは「セルフネグレクト」といって、子供ではなく自分の世話ができなくなってしまうという心の病気で、何かのきっかけから無気力になり片付けは愚か、食事の支度や入浴すらままならなくなってしまうのが特徴です。
以前は、セルフネグレクトは老人に多いと言われていましたが現在は20代・30代のセルフネグレクトも問題視されています。
これも原因はネットゲームの依存やいじめなど様々なものがありますが、この若さで孤独死をするという方も年々増加傾向にあるそうです。
昔はゴミ屋敷といえば「おかしな老人が住んでいる」というイメージがありましたが、現在はどんな年代の方にもあり得る大変深刻な問題になってきました、
■「心療内科」での診察が一般的。
ゴミ屋敷に住んでいる方の大多数は「心の病」です。
「ゴミ屋敷大好き病」のような特殊な病気ではなく、うつやADHD、心的外傷後ストレス障害(トラウマ)などの一般的に「精神病」と言われるものが原因となっています。
しかも、度合い的にはかなり深刻なもののため、場合によっては入院が必要になりますが、必ず治療方法は存在します。
本人は病気だと自覚していない場合がほとんどなので病院に行くのを嫌がるでしょうが、精神科の医師と相談しながら病院へ行けるようゆっくりと時間を掛けて誘導してあげましょう。
心の病気はまず、自分が病気であることを自覚しなければ治療をすることができません。
それをサポートできるのはご家族しかいませんので、諦めてしまう前にまずは精神科に電話などで相談をしてみましょう。
■まとめ
いかがでしたか?
ゴミ屋敷の住人も、こうなってしまう前はどこにでもいる「普通の人」だったという場合が多いのです。
また、ゴミ屋敷になる前まではものすごく几帳面できれい好きだったという方もとても多く、心の治療をすることで症状を改善することが十分に可能です。
そのことを理解し、ケアできるのは一番身近にいるご家族だけです。
疎遠になっているのであれば一度連絡を、もし近くにいるのであればまずは本人とゆっくり対話してみることをおすすめします。
一日でも早く、ゴミ屋敷・心の病から開放されることを祈っています。
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ゴミ屋敷にはなぜなってしまう?できる理由とは?
1.ゴミ屋敷の特徴、共通点
ゴミ屋敷には、いくつかの共通点があります。
そして、そのどれにも共通していることは、「モノが多い」ということです。
ゴミ屋敷の住人は、傍から見たらゴミにしか見えないようなモノでも、財産だと言います。
つまり、使うか使わないか、必要か不要かに関わらず、ゴミ屋敷の住人にとっては全て必要な財産なのです。
「まだ使える」「もったいない」「いつか使える」
そういった思考の連続で、本来は必要で使えるものだったモノも管理が行き届かずに、ゴミと化してしまい、自宅がゴミ屋敷となっていってしまいます。
2.どうしてゴミ屋敷化してしまうのか、心理とは?
ゴミ屋敷化してしまう理由も、たくさん考えられます。
毎日が仕事で忙しく、家に帰る時間があまりない方や、夜勤と日勤が安定しておらず、ゴミを捨てるタイミングが中々合わないためゴミが自宅に溜まっていってしまう方。
幼少期から片付けや掃除をする習慣が身に付いておらず、一人暮らしになったからといってその習慣が急に身に付くわけもなく、ベッド周りや布団周りの居住スペース以外には興味がなく、荒れていってしまうパターンもあります。
特に、ベッド周り等にスマートフォンの充電器を設置し、パソコンやテレビ、書籍を集中させ、小さな冷蔵庫やテーブルを設置して、食事は基本的にコンビニのお弁当や飲み物で生活している方、そういった癖がある方は要注意です。
居住スペース以外にゴミが散らかっていても興味が湧かず、片付けをする理由を見失い、気が付いた時にはゴミ屋敷となってしまうことが多いためです。
部屋をミクロではなくマクロの視点で見て、部屋全体を居心地の良い空間とするように意識しましょう。
3.精神疾患や発達障害の可能性も
自宅がゴミ屋敷に陥ってしまう方の中には、何らかの精神疾患や発達障害を抱えていることもあります。
例えば、仕事のストレス等により発症する精神疾患の中に、うつ病、無気力症候群、セルフネグレクト、等の精神疾患があります。
これらに共通していることは、自分自身の生活に興味関心を持てなくなってしまうということです。
そのため、片付けや掃除、ゴミ捨てをする気力や理由がなくなり、自宅がゴミ屋敷化していってしまいます。
また、ADHD等の発達障害を抱えている可能性も考えられます。
ADHDとは、最近その存在が有名になってきた発達障害で、日本語では「注意欠陥・多動性障害」といいます。
これは先天性の発達障害で、何か物事をやろうとすると他の物事にすぐに目移りしてしまい、一つの物事を成し遂げることなく次の作業に取り掛かるということを連続して行ってしまう発達障害です。
そのため、意識して食べ終わった容器をゴミ箱に捨てようと思っていても、他の何かやることを思い出したり、注意が他に向いてしまうと、その食べ終わった容器は放置されたままになってしまいます。
これを繰り返すことで、自宅がゴミ屋敷化してしまう、といったことも考えられます。
4.まとめ
このように、自宅をゴミ屋敷化させてしまう人々にはいくつかの共通点があります。
そして、何らか精神疾患や発達障害を抱えていることも考えられます。
ここでご案内した内容に心当たりがある方は、片付けや掃除についての意識を強くしてみて下さい。
精神疾患や発達障害を抱えている可能性のある方は、すぐに医師に相談してみて下さい。
ゴミ屋敷化を防ぐことが出来るのは、本人次第なのです。
ゴミ屋敷についてもっと知りたい場合は・・・
ゴミ屋敷を卒業して、心も体も綺麗にしよう!
というわけですが、ゴミ屋敷は百害あって一利なしです。
とはいえ、なかなか綺麗に出来ない気持ちはわかります。
何を隠そう、この私の自宅もゴミ屋敷とまではいかないまでも、かなりの汚部屋だったからです・・・。
- 足の踏み場もない・・・。
- 人を呼ぶことも出来ない・・・。
こんな最悪な状況の苦しさは良くわかります。
しかしある時、「この汚部屋って相当マズイのでは・・・?」と思いました。
実際、ネットで情報を見ても知り合いに聞いても良い情報はまるでありません。
そして「これはマズイ・・・。汚部屋を卒業したい!」と思ったのです。
そして断捨離をして汚部屋を卒業した時、かつてない開放感と自由を感じる事が出来ました。
今だからこそ思いますが、汚部屋でいる事に良い事は何一つありません。
はっきり言って、ゴミ屋敷など以ての外です。
このままでいい!と思うのは一度ゴミ屋敷を綺麗にしてからにしませんか?
ゴミ屋敷を簡単に綺麗にする方法とは?
しかしながら、自分一人ではなかなかゴミ屋敷を綺麗にする事は出来ません。
ゴミの日に一気に出すのも大変だし、恥ずかしいという方もたくさんいます。
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